おいしいごはんのつくりかた
マウスつくります(いきものじゃないよ) マイコンはH8 SH7125 でHEW使用(していた) 現在は RX62T でCS+使用
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一年程経ってしまいましたが、PMPを取得したので受験レポです。
SE職で取得する人が多い資格なので、マイクロマウス界隈では取得している人は少ないかなと思い、ちょっと紹介を兼ねて…。
なお受験はせずとも、ベースになっているPMBOKの考え方自体は仕事とかに活用できると思います。
★前置き:PMPってどんなもの?
・PMP(Project Management Professional)とは
その名の通り、プロジェクトマネジメント系の資格です。
アメリカの資格で提出書類は英語ですが、日本語で受験可能です。CBT試験なので各地または自宅で受験できます。(受験場所が若干面倒なのは後述。)
なお日本語が昔のエキサイト翻訳みたいなので、多少読解力が求められます。(珍妙な誤訳も時々…。)
基本的なプロジェクトの進め方のほかに、チームで仕事をするときにPM(プロジェクトマネージャー)としてどのような考え方でどう行動すればよいかが問われます。
具体的にはPMBOK※をはじめとした、PMIが提示するプロジェクトマネジメントの考え方が反映されています。
※プロジェクトマネジメント協会 (PMI) が発行しているプロジェクトマネジメント知識体系ガイド
なお、PMBOKは一定期間ごとに更新されており、私が受験した際は7版でした。2025年に8版が出ているので、そのうちPMPも8版の考え方が徐々に反映されていくと思われます。
・試験内容
PMPの問題は知識をそのまま問うというより、「この状況でPMとしてどう振る舞うべきか」を選ばせるケース問題が中心です。
スケジュールが遅れている、ステークホルダーが揉めている、メンバーが引き抜かれそうになっている、会議が意見の相違から不穏な空気になった…といった現場あるあるの状況に対して、PMBOK的に「最も望ましい対応」を選ぶ、という形式になります。
・どういう人が受けてるの?
大学卒業で3年以上のプロジェクトマネジメント経験が必要なので、SE職で中堅になった頃の方々がメインの受験層だと思います。
受験に際してプロジェクトマネジメントの経歴書を書かされ、ランダムで監査対象に選ばれた場合は上司の一筆が必要になります。そのため、まったくの未経験での受験は難しいです。
とはいえ、少人数チームでリーダーでもやっていれば何かしらのマネジメントを経験していると思うので、その時の思い出を書けばOKです。
・試験は難しい?
試験内容はそこまで難しくないが受験までのハードルが高い、だと思います。
勉強して暗記と感覚さえ掴めれば受かるので、試験難易度は個人的にはIT系資格に慣れている人であれば応用情報と同程度かなという感覚でした。受験までのハードルについては後述。
・受験のハードルは?
研修受講の壁、受験費用の壁、受験地の壁、あとは合格後の資格維持の壁があります。
①研修受講
試験申し込み前に35時間以上の教育を受ける必要があります。
私は会社が研修申し込みをしてくれましたが、個人の場合は対応する講座やe-ラーニングを探して申し込む必要があります。
②受験費用
PMI会員は405ドル、非会員は655ドル。昨今のドル円のレートを考えると10万近いです。
③受験地
CBTなのに主要都市のセンターでしか受験できません。自宅受験もできますが、厳しい受験環境要件(カメラや室内チェック等)があったりでかなり面倒…。地方民にとっては若干受験ハードルが高くなります。
④合格後の資格維持
一度とったら一生使えるわけではなく、更新制の資格となります。3年に一度更新が必要で、お金のほかにPDUというポイントが必要になります。PDUは教育(e-ラーニングやセミナー参加)や活動(ボランティア・講演等)で稼げます。
・資格を得るといいことがあるか?
「資格が無いと○○ができない」系の資格ではないため、得たからできることが増えるとか、給料が上がるとかいうものではありません。
ただ、プロジェクトマネジメントを「経験則的に多分こうだろう」みたいなことを永遠にやっていた人にとっては、「王道(=標準的・教科書的)なプロマネ」の指針が学べるので今後のためにはなると思いました。
(綺麗ごとばっかり言いやがって、やれたら苦労しないんだよ~~~みたいなものもいっぱいありますが、それなりに現実的な解をくれる気がします。)
あと、転職には多少有利みたいです。
★PMP受験レポ
・受験のきっかけ
ズバリ、「会社にとれと言われたから」です。
急に何かに目覚めたのか、一定年次以上と思われる社員に資格取得のための研修が設定されました。
仕事が忙しい時期だったのでちょっぴりイラっとしましたが将来嫌になったときの転職にも有利らしいし、少人数ではありましたがチームまとめと、後輩の指導でマネジメントに悩んでいた時期でもあったので、これも経験と思うことにしました。
・モチベーションがない!
基本的に締め切り駆動型開発の私は、長期に計画を立てて試験勉強するというのがものすごく苦手です。更に会社に受けろと言われた…というモチベーションでは勉強する気が起きません。
そこで、以下の2つで自分の尻を叩くことにしました。
①勉強予定と実績を職場の机に貼る
「会社が受けろって言ったんだからね!」って気持ちで堂々と○○日に××問まで解く、みたいなカレンダーを自席に貼って実績を日々記入しました。ノリの良い職場だったので実績が記入されていないと周りが煽ってくるし、試験前は「試験直前だから忙しい!」というのが伝えられてよかったかなと思います。
実際に試験前はこれを言い訳に仕事を待ってもらったりしました。すみません、でも大変助かりました…。
②試験を旅行にする
人生で行ったことが無かった仙台で受験することにして、初日に受験、残りの日付を観光、という旅程にしました。
PMPはCBT受験後にその場で速報の合否がわかるので、気分良く旅行したければ勉強しな!!と自分に発破をかける感じです。さらに資格取得すると報奨金が出たので、合格したら豪遊するぞと人参もぶら下げました。(実際のところ報奨金の大半は受験費用に持っていかれますが。)
・勉強方法
初手で35時間の研修を受けたのですが、何を言っているかチンプンカンプンでした。
いや、日本語はわかりはするんですが、スッと入ってこないというか…。
先に受験していた先輩方から「先に問題集を3周しろ」と言われとりあえずその通りにしてみたところ、3周目を終える頃に言いたいことが分かってきて、得点も上がりました。
3周の理由は、1周目でなんとなく内容を把握した気になるんですが、2周目をやると意外と分かってないことに気が付くんですよね。
自分の場合だと、1周目の正答率が50%だとすると、2周目 40%→3周目80%みたいな感じで、一回下がって上がりました。個人の好みでは!?みたいな問題とか、自動車免許の学科問題みたいな引っ掛けもあったりなんですが、3周すると「PMBOKの考え方」みたいなのが分かってくるというような…。
あとは、会社の教材とは別にUdemyで問題集を買ったり、先輩にお勧めされた「I LOVE PM」というYouTuberの動画を見たりしました。
・結果
ギリギリ合格しました。
合否判定は3分野に対して「Needs Improvement(要改善) / Below Target(目標未満) / Target(目標水準) / Above Target(目標以上)」の4段階で評価され、総合的な判定で合否が決まります。私の内訳は1分野が「Below Target(目標未満) 」、2分野が「Above Target(目標以上)」でした。危ない…。
・旅行
合格したので豪遊しました。牛タンと寿司が美味しかったです。
※霜ばしらは翌日再チャレンジしてゲットしました。
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昨年は色々(?)挑戦の年だったみたいで、CTF(Capture The Flag)の社内大会に参加したりもしました。
楽しかったので、この件もそのうちブログを書きたいですね。
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